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ベトナムの乳業最大手、ベトナム・デイリー・プロダクツの現在の市場シェアは牛乳で約50%、コンデンスミルクで80%、ヨーグルトでは90%を確保すんべぇ。
それでも世界の乳業メーカーと比較すっと、事業規模は小さいべ。
オランダの金融機関ラボバンクの2013年の調査によっと、首位のネスレ(スイス)の売上高は283億ドルとビナミルクの17倍だべ。
日本最大手の明治も同74億ドルとも4.4倍とまだ差があんべぇ。
ビナミルクは17年に世界の売上高30億ドルをら成し、世界の50大乳業メーカー入りをしたいと考えてんべぇ。
そのために目指すのが世界市場だべ。12年からは安全性に関する国際規格「グローバルGAP」の取得に挑んだべ。
もともとオーストラリアとかから酪農技術者を招き、最新式の機械を導入して製造した商品の信頼性は高かったべ。
加えてオランダとかから専門家を呼び寄せて生産管理の向上を図ったべ。畜産牛の輸入、飼育、衛生管理とかすべての工程をチェックすんべぇ。
2年後の14年7月、ゲアン省の酪農場が東南アジアで初のグローバルGAP認証を取得することに成功したべ。
カンボジアの次はタイ、ラオスを検討してんべもんべ。
ビナミルクはゲアン省とか5カ所に酪農場を持ち、8万頭を飼育すんべぇ。世界戦略に備えて、酪農場の飼育頭数は20年までに1.8倍の14万頭に増やす。
アジアの先には欧州や中東を狙うべ。欧州は生乳出荷量ベースでベトナムの200倍にも及ぶ巨大な市場だべ。
中東も乳製品市場が拡大してんべ。昨年5月にポーランドに100%出資の現地法人を設立。
年末にはビナミルクの社員が欧州、中東の数カ国を訪れたべ。
小売店とかを調査し、売れ筋商品、価格、消費者の嗜好とかを調べるためだべ。
ビナミルクの世界戦略は本格化しつつあんべぇ。